ブログが炎上したはなし

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別の記事でちらっと僕が痛々しいブログをやっていた話をした。もう古傷をえぐりたくないので、詳しくはそっちを読んでほしいのだけれど、それまでブログなんてやったことがなく、ネット上で丸腰ノーガードだった僕は一回大変な目に遭うんだ。その話をさせてほしい。

それはもうかわいいブログだった

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絶賛オネエ中だった僕は、ア○ーバでブログを始める。もちろんピンクを基調にしためっちゃカワイイ女子力MAXなブログだ。プロフィール画像もうわあああああああああ!

マジしょーもない日々の徒然を、毎日猛烈なペースで飽きもせずシコシコ更新していた。自分の肝入りの女子女子したポエムをメンバー限定記事にしたりとかしてもう爆発したい。

けっこうな頻度で更新していたので、なんか順調に読者もついてきて、友達申請とかコメントもちょいちょいもらえるようになってきた。そして何より重要なのは、みんな僕のことを20代前半の女子だと思っていたことだ。

でもブログ上でウソは一個もついていないんだ。ただ思いっきりかもし出していただけで、性別も非公開にしていた。

中でもよくコメントをくれていた主婦

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ちょいちょいつくコメントの中でも、とくにいつもコメントをつけてくれるAさんという主婦がいた。毎日マメにコメントをもらえるのがうれしかった僕は、彼女と急激に仲良くなる。

僕は基本的に落ち着いた淑女を演じていたので、いつしか彼女は僕に人生相談をしてくるようになったんだ。

僕が利用していたブログサービスの中では、メッセージのやりとりなんかも出来た。コメントとは他に、彼女はそこで僕にコンタクトを取ってきた。その内容はめちゃ重かったけど、僕は昔から哲学とか宗教の本がすごく好きだったので、人の悩みに対しての答えの引き出しはわりと多かったんだ。

Aさんが暴走し始める

暴走モード突入

Aさんの相談の内容はどんどん重くなっていった。しまいには「人は何のために生まれてきたのか」とかそんな内容になってきた。ちょっと待って、アタシ仏陀じゃない。

メッセージの文章もかなりの長文になっていき、しかも改行をしないAさんのメッセージは開けるといつもオシャレな英字新聞みたいに見えた。

宗教の話になると途端にブログは荒れるものだ。結局、僕はAさんと仲違いすることになる。経緯を詳しく書いてしまうと特定されてしまうので、めっちゃボカしていうと、“占いに行く人の多くはいいコトを言って欲しくて行くものだ”。

Aさんは自身のブログで僕を激しく攻撃し始めた。しかもその記事をすべてメンバー限定記事にするもんだから、とっくにメンバーから外されていた僕は読むことが出来なかった。Aさんのブログに、これもボカすけど「悪魔のような女がいた」とか「超ムカつく女の件!!」みたいなタイトルの記事がどんどん増えていくんだ。(今になって、あの時「実はおっさんでーす☆」ってバラしとけばおもしろかったのかな、とか思ってちょっと後悔している)

そんなことされたら、当然僕もAさんをメンバーから外す。でも僕は乙女の清き花園である僕のブログを汚したくなかったので、自分のブログでAさんを中傷するということはしなかった。

Aさんが完全に暴走する

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僕はAさんのブログの僕叩きの記事のことは気にしないようにした。見なければいいし、どうせ見れないのだから。

そしてAさんをメンバーから外して3日くらい経ったある日のこと。僕が「今日は道端で見つけたお花がキレイだった話とか書いちゃおうかしら」と、いつものように花園にログインすると……

新着メッセージ(49件)

エッ!何これ!?しかもまた縁起の悪い数字ッ!!

差出人はもちろんAさんだった。でも記念すべき49件目をキメたのは運営だったおいこの野郎。48件ものAさんからのオシャレ英字新聞。

僕はそれらすべてに目を通したが、内容は結局どれも「死ねこのクソアマ!」みたいなクリーミーなものだった。「コレ女の人が言われたらめっちゃ傷つくんだろうな……」って思うようなこともバッシバシ書いてあったんだ。でも、本体はおっさんだから効かない。ポケモンでいうとゼニガメを水攻めしているようなもん。

僕は極めて冷静に「どうしてそんなことを仰いますの?」みたいなメッセージを返した。淑女を貫き通したんだ。でも、Aさんからのメッセージ攻撃は翌日からも続いたので、いいかげんうんざりした僕は、Aさんからのメッセージを受信拒否設定にした。すると……

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Aさんが覚醒する

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翌日、またログインすると今度は……

新着コメント(94件)

あらやだ、芸能人のブログみたいじゃございませんこと!?

もちろんAさんだった。しかも今回はAさんだけではなく、Aさんから僕のことを悪くふれこまれたママ友が数名、援護射撃に加わっていた。

「あなたは若くてお美しいのでしょうからAさんの気持ちがわかっていない!!」(あらやだ)「あなたは悪魔教の教祖ですか?」(違いますおっさんです)みたいな内容ばっかしだった。

今はどうか知らないけど、当時、特定の人間からのコメントを拒否する機能みたいなのは無かったし、仮にあっても敵が多すぎた。僕は泣く泣くコメント欄を閉鎖することにした。これでもうAさんから僕にコンタクトを取る手段は断たれ、僕の花園には平穏な日々が戻ってくるはずだった……

アクセスが急上昇する

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ブログサービスには大体どこも、デフォルトでアクセス数をチェックできる機能が付いている。

コメント欄を閉鎖した翌々日から急にアクセスが大爆発した。伝統的にF5連打(更新しまくり)でもされたのかと思ったけど、閲覧数だけではなく、訪問者数までちゃんと増えていた。気になった僕は、自分のブログのURLをネットで検索してみたんだ。すると……

某巨大掲示板に僕のブログがめっちゃ貼られまくっていた。

Aさん攻撃方法が多様すぎるやろ!!

しかも手当たり次第に貼りまくったみたいで、中には「IDにSEXが出るまでがんばるスレ」とか「なすびって何であんな悪魔的な色してんの?」とかそういうスレまであった。ひどい……。

さすがにそんな多数に見られるとなると、途端に恥ずかしさがこみ上げてきて、僕はソッコーでアカウントを抹消したというオチ。みんなも炎上には気をつけてほしい。必要以上に慣れ合うのはやめておいた方がいいぜ!

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