家電量販店で安全に買い物をするコツ

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いろいろと内情を知っている私は、余程の緊急時以外は家電量販店で買い物をしないようにしています。ここでは、みなさんのお父さんお母さんが家電量販店で買い物をするときに教えておいてあげたいポイントについてお話しします。

このお店の正社員さんを呼んでください

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まず、家電量販店で商品を見ていると、必ずと言っていいほど色付きのユニフォームを着た人が声をかけてきます。

 

色付きのユニフォームを着ている人に声をかけられたら、

「はい、わかりました。ここのお店の正社員さんを呼んでください♪」

と言いましょう。

 

色付きのユニフォームを着ている人たちは、自社の製品やサービスの販売についてかなり厳しいノルマを科せられているため、

「お客さんのことを考えたら本当はこっちの方がいいのにな……」

と思っていても、自社製品を売りつけなければなりません。

 

さらに、それを買った後もサポートが薄くなります。

「○○さんから△△を買ったのですが……」

「○○はもういません」

とか、何か緊急で困ったことがあって

「○○さんに来てほしい」

といっても

「○○は(法律上)伺えません。ご事情を聞かせて下さい」

となり、あなたにとってもまた一から説明しなければならないといういらない手間がかかります。

 

そして、お客さんが店員と勘違いして他社製品の説明をさせている時間は、その色付きのユニフォームのスタッフからすると、無駄な時間であり、それが続けば最終的にその人は雇用主からクビを切られ、路頭に迷うことになるのです。

「だってそれが仕事だろう?」

いえいえ、それはその人の仕事ではないのです。家電量販店の店員の仕事です。

 

大型家電量販店が世に出はじめた頃は、お店にはほとんど社員や直雇用のスタッフしかいませんでした。

つまり、誰に声をかけても「店員さん」だったんです。

今の団塊の世代以上の人たちはその頃の頭があるので、視界に入る店員っぽい人をみんな店員だと勘違いして、例えばインターネットの獲得で来ているヘルパーさんに自分が欲しい冷蔵庫の案内をさせてしまうようなことが起こります。

 

たしかに、そのお店の売り場に長年立っているヘルパーさんの中には、いる内に他社商品や全然関係ない商品の知識もついて、いっぱしの説明ができるようになった人もいるでしょう。

しかし、そのヘルパーさんはその知識に何の責任もありません。だってそのメーカーからお金をもらっているわけではないから。

 

一部の家電量販店は、このお客さんの無知を逆手に取ってメーカーの人間を自社の社員のように無給で使っています。

そして、

「お客さんから見れば、メーカーも社員も関係ないから」

という暴論(まるでお客さんを人質に取っているみたいですね)で、全然関係ない他社製品の販売をさせたり、社員に科せられている厳しい店内ルールに従わせたり、シフトや休憩までも管理し、気に入らないスタッフを出入り禁止にしたり、その場で帰らせたりと横暴の限りを尽くしているのです。

 

余談ですが、私が知っている中で一番驚いたのは、朝お店に出勤した通信キャリアやメーカーの派遣社員に、店長のいる事務所で大声で

「本日も一日よろしくお願い致します!!」

という挨拶をやらせている信じられない企業があるということです。

まるで刑務所ですね。

 

さて、そこまでの圧力をかけられている奴隷のような人が、本当にお客さんのためになる商品を案内すると思いますか?

私なら、自社の商品が売れないとわかったら、次に売るのは気に入っていただいてなんぼの店舗様の利益になる商品を勧めると思います。

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値引きは諦めろ!目星がついているならリアル店舗で実機を触ってからネットで買う

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私は数年家電量販店に勤めていましたので生々しく感じるのですが、ここ最近どこの家電量販店でも全館放送が鳴りっぱなしです。

「○○担当の△△さん、内線****までご連絡をお願いしまーす」

みなさんも、もし行くことがあったらちょっと注意して聞いてみて下さい。本当に鳴りっぱなしです。

しかも、この「担当」はお店の社員ではなく、メーカーの派遣スタッフのことです。

 

これがなぜ、値引きを諦めることと関係しているのか。

全館放送で常に人を呼び続けているというのは、つまり人が足りなすぎてお店が回っていないということです。

そう、ネットショッピングの勢力に圧されて人件費を削りまくった結果、あの耳障りな全館放送が鳴り止まないでのす。

 

ネットショップは人件費は圧倒的に少ないですし、家賃もありません。

当然、ネットでの価格のほうが絶対に安くなるのですが、それに無理矢理対抗しようとして、こともあろうにリアル店舗運営の要である人件費を削っている家電量販店が多いのです。

 

そんな状況ですから、値引きなんて交渉しようものなら裏で嫌な顔しかされませんし、そもそも値引きできるような余裕もありません。

はっきり言いますが、交渉するだけ無駄です。

今日本でそれができるのは「その場でズバッと現金値引き」をポリシーにしているケーズデンキくらいではないでしょうか。

 

「ポイントがついていますので実質ネットよりも安いんですよ……」

お客さんに借金ですか。

私はポイントは信用しませんし、この「実質」という言葉は大嫌いです。

明日その家電量販店が経営難で閉店したら価値を失うポイントより、今の財布の中の現金です。現金は日本全国どこのどんなお店でも使えます。

 

ですので、

  1. ネットである程度目星をつける
  2. リアル店舗で実機を触る・説明を聞く
  3. 家に帰ってネットで買う

これが、ベストな買い物の仕方です。

 

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