神様とお風呂に入ったはなし

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何を言っているんだとお思いになられたことでしょう。そうです。またそういう記事です。暇すぎて死んでしまいそうなときにでも読んでくだされば、これ以上の幸せはございません。

無邪気でキラキラしていた幼少期

みなさん、小さい頃はどんなことに夢中でしたか?

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ミニカーだったりお人形遊びだったりスポーツだったり……きっと毎日、世界がキラキラしていて楽しくて仕方なかったことでしょう。

僕も、メタルダーやウルトラセブンと同じくらい、夢中になっているものがありました。それは

…………

………

……

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宗教です。

べつにそういう家柄だったとか、親の影響とかではなく、僕は気づけばナチュラルに神様とか仏様とかを意識して生活をしていました。

僕が欲しがったもの

きっとみなさんも、家族でどこか出かけた時なんか、

「○○ちゃん、何欲しい?」

「わーい☆ミニカー欲しい!!」

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……とか、そういう微笑ましい展開があったと思います。

我が家は裕福ではありませんでしたが、僕にもそれなりにこういうチャンスがありました。そんなある時、僕が母にねだったのは、

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数珠でした。

それも、真ん中のでかい珠の中を覗くと、ありがたい仏様の姿が見えるやつです。当時は飽きもせずに起きている間はずっと眺めていました。

もちろん、デフォルトは鼻水たらした勉強嫌いのガキんちょですので、この時点では神様と仏様の違いとか、宗派とかの区別はついていません。しかし、とにかく僕は

「そこに宗教グッズがあるから」

みたいな登山家のような理由で、それらを欲しがりました。

その後、誕生日プレゼントに木彫の仏像を買ってもらったり、夏休みの自由研究で大量の写経を提出して学校に親が呼ばれたり、「冒険」とかいって一人でふらっと出掛ける先がことごとく心霊スポットで、よく帰ったら塩を撒かれていたとか、いろいろとありました。

もし当時、DeAGOSTINIで

「自分だけの神社を作ろう(1/1スケール)」

とかあったら、絶対に買っていたと断言できます。

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僕のコペルニクス的転回

神様や仏様をどれだけ意識しても、なんの修行も積んでいない&勉強しない、の僕にあちら(神仏サイド)からレスポンスがあるわけもなく、ぶっちぎり未熟者の僕は悩みます。

そんなある日、ついに僕にも天啓が……!!

「そうだ、神様とお風呂に入ろう」

なんでそういう発想になったのか、風呂に入ったからなんなのか、未だによくわかりませんが当時はこのひらめきに甚く感動したのを覚えています。ちなみに、同じ湯船に入るという考えは毛頭ありませんでした。ただ、同じ空間で別の湯船に浸かりたい、それだけでした。(今、思い出しながら書いていてほんとそれに一体なんの意味があったのかますますわからなくなりました汗)

しかし、当時8歳くらいだった僕にシステムバスを買う余裕などあるはずもなく、僕はまた悩みます。

✖地面に掘る→神様を地面より下に招くなどありえない!却下。
△物置に余っている水槽を使う→水を張っておいたら父親に勝手に釣りエサ用のエビみたいなのを入れられたので中止。
✖木材で作る→技術も無いので水がジャバジャバ漏れて断念。

くっ……ダメなのか?所詮俺みたいなクソガキと神は戯れてはくれないのか?

まさに諦めかけていたその時でした。

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また母さん飽きもせずあんなもの漬けて……

 

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大人のやることはわか…ら……

 

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ん!?!?

 

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おお神よ!!!!

 

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……そうです。答えは母が台所で漬けていた梅酒の瓶の蓋でした。これならコンパクトで管理も楽だし、父親に変なエビを入れられることもない。さらに色も赤でなんか神様っぽいし。

我ながら、このひらめきに魂がヒュンヒュンするくらい感動しました。

思い立ったが吉日!僕はさっそく、母の目を盗んで蓋を拝借したのです。

「神のために物を盗む」

もはや本末転倒ですね。やはりバチが当たりました。それも数時間で。

人生初の、神様との入浴タイムをドキドキしながら楽しんでいた僕のところへ、

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こんな顔をした人が怒鳴りこんできたのです。

まあ、そんなことがあって僕の神様混浴計画は失敗に終わるのですが、また僕に次なるひらめきが……

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次回、「消えたかまぼこ板の謎」お楽しみに!!

※気が向いたら続きを別記事で投稿します。

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