睡眠は短い方がいい?

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現代人の平均睡眠時間は6~7時間だという。でも、「6時間寝なければ不健康になっちゃう!」「忙しくて5時間しか寝れていないからダメだ!」とか、そんな風にかえってストレスになっている人はいないだろうか?

睡眠時間神話のウソ

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平均はあくまで平均だ。○時間寝なければならない、というのはない。では、いったい睡眠時間とはどういう基準で決まっているのか?

一般的に、1食あたり約3時間の睡眠が必要といわれている。つまり、1食あたりの消化で疲労した内臓を回復するのに3時間の睡眠が必要なのだ。

ご存じの方も多いかもしれないが、消化とは体にとって莫大なエネルギーを使用する大仕事である。肉体の疲労は、お風呂に入ったり、マッサージを受けたり、横になったりすることで回復できるが、内臓の疲労はそうはいかない。体を省エネモードにしないと回復が出来ないのである。

断食をされたことがある方はわかるかもしれないが、水分だけ摂って食べないでいると、驚くことに体は眠らなくなる。寝ても1~2時間でスッと目が覚めてしまうのだ。

あれ、平均睡眠時間って9時間じゃなかった?

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冒頭の時点でお気づきの鋭い方もいるかもしれない。そう、平均睡眠時間は数年前より短くなっているのだ。

会社の多くがブラック化し、忙しくて寝る時間が無くなったというのもあると思うが、最大の理由は朝食を摂る人が少なくなったからだといわれている。(そもそも朝食の文化の始まりは、自身の開発したトースターを売りたかったエジソンのビジネス戦略といわれているが、それはまた別の機会に。)

当時は「9時間は寝ないと健康じゃない!」といわれていて、今は6時間。3時間も減っている。一大事じゃないか?僕は知らないけれど、さぞかし不健康な人が続出して病院はてんやわんやになっているのではないだろうか?

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短眠を十数年も実践するとどうなるか?

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僕は小学2年から勉強をしなくなっていたので、高校受験や大学受験ですごく苦労した。「さすがにヤバいな、やらなきゃな」っていざ机に向かってみると、その遅れはすさまじいものがあり、とても通常のペースでやっていては取り返せないところにまで来ていた。

我が家は裕福ではなかったので、塾や家庭教師を利用するわけにもいかなかった。そうなるともうあとは、時間を大量に投資するしか道はない。そう思った僕は“短眠術”なるものを書籍で調べ、藁を掴む思いで実践する。

短眠術の本には具体的なカリキュラムなんかも載っていたけれど、僕の経験上、下記の2つだけで十分だった。

①食事を減らす(3食を2食もしくは1食に)

実はこれだけで睡眠時間は深く、短くなっていく。僕も2食にすれば6時間、1食にすれば3時間の睡眠で済むようになった。

さすがに見た目にもはっきり「1食!!」ってやると、万が一周囲から心配され、短眠化計画自体が頓挫しかねないので、お昼はパン一個とか夕食はめっちゃ噛むとかして、量を徹底的に減らして調整していた。

前述のとおり、睡眠時間は食事(内臓の疲労)と密接に関係しているので「どうしても今日は居眠りなんか出来ない!」という時は、戦略的にその日だけでも食事を減らしてみる、というのもありだ。

②寝なきゃいけないという考えは捨てる

なんか眠れない……っていう日は「ラッキー♪」と思ってそのまま起きておくようにした。「まだやれるぜ!」って言っている体を無理矢理寝かせるなんてもったいない。

もちろん、昼過ぎ頃に逆らえないくらいの強い眠気に襲われることもあったけど、2~3分睡魔と闘っていると、いつの間にかスッキリしていた。その後はまるでリセットがかかったように夜までフルスロットルで勉強に集中できた。

 

僕は、頭が悪いので上記の2つだけを徹底的に実践し、なんとか短眠体を手に入れることが出来た。アラサーになった今でも睡眠時間は0~4時間で済んでいる。朝起きるのに目覚ましもいらないし、体力的にも「僕君なんでそんなに元気なの!?」って言われるくらいピンピンしているし、2年に1回くらい冬に風邪をひくこともあるけれど、薬無しで2日で治ってしまう。お酒もしこたま飲む。

だけど、やはりお付き合いやなんかで食べ過ぎてしまった日は、この短眠体になった僕でも7時間以上寝てしまうことがある。

この生活を続けてわかったことは、睡眠を短くしたほうが、少なくとも頭脳はパワーを発揮しやすい状態になるということ。感覚としては断食に近いものがあると思う。あと、「寝なきゃいけない」っていうのは完全な思い込みだということ。

“人生の3分の1は睡眠”とか、そんな引き算して焦るよりは、その時間を少しでも自由な時間に換えて、寝るのがもったいないくらい楽しい人生を送りたいな、と思う。

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