広島弁は怖いのか?【改】

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前回の記事を投稿したら、さっそく山口出身の友人からツッコミが入ったんだ。なので、途中にあった翻訳をちょっと直しながら、今度は山口県について持てる限りの知識で突っ込んで話してみたいと思う。

ツッコまれたポイント

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>【例文】あなたが何をしたのかは知っています。この前○○へ知らない男の人と入って行きましたね?

<山口>じゃけん、わしゃ知っちょるんじゃけぇねんた!こねぇだ○○ぃ知らん男と行っちょったろうがや!

――ココだ。ここに対して宇部出身のお友達から

「あんたぁそりゃ防府弁じゃろうが!」

「あんたぁ何したかは知っちょるけね。こないだぁ○○に知らん男と行っちょったそいね?」(ま、宇部弁じゃけどね☆)

とツッコミが入ったんだ。

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山口県について

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山口県は本州の西の端。「九州と広島の間」と言えばなぜかみんな「ああ、あそこね!」って言ってくれるんだ。山口県かわいそす。実はこの県では明治維新から100年以上経った今でも内乱が続いているんだ。ほんと戦好きの県民だ。上図で示した主要都市について解説しよう。

山口

県庁所在地。「え、山口市ってあるんだ?県庁所在地って下関じゃないの?」ってよく言われる。京都へのあこがれが町のいたるところに表れており、所々碁盤の目みたいな区画整理がされている。

長い間、“日本で一番人口の少ない県庁所在地”の座を三重県津市と争っていたが、津市が合併しちゃったもんだから、現在ダントツの日本一寂れた県庁所在地。なんとかその座を返上したくて、近隣の町と吸収合併しまくっているが、近隣も寂れまくっているのであんまり意味ない。で、お隣でわりと栄えている防府市に合併を持ちかけるも、合併後の名前で大モメ。

「え、そりゃ山口市じゃろ?」

「なに言うちょるんかねんた!防府市じゃろうが!!」

で、結局ケンカ別れ。

寂れていることを逆に売りにしてウケているコペルニクスなお隣の島根さんを見習ってほしい。

卓球の石川佳純ちゃんの故郷。山口市の人口は3万人しかいないのに、佳純ちゃんの優勝パレードには5万人も集まっててんやわんや。

宇部

石炭でめっちゃ発展した市。戦争の度に発展してきた。第二次世界大戦ではもちろん真っ先に標的にされたけど、ケロッと復興してすぐに栄える。数少ないベホマを使える市。

あの超大企業、宇部興産のお膝元。どこに行っても工場がある。山口県の玄関口、宇部空港があるのもココ。

エヴァンゲリオンの作者の出身地だったり、他にも県外で活躍している著名人はなぜかほとんど宇部出身。すごい豊かな市。明日からでも「宇部県」になれる。もはや独立国。

少女マンガでいうところの、スポーツ万能で勉強もそこそこ出来る爽やかイケメンみたいな市。おっさんは悔しい。

防府

山梨県甲府市とよく間違われる。それやると防府市民は一気に不機嫌になる。

菅原道真が島流しにあった際に立ち寄ったとこ。だから日本三大天神の防府天満宮がある。「太宰府さんには敵わないけど北野天満宮よりは上だな」と市民みんなが思っている。

瀬戸内海に面しているので、かつてはいろんな企業が工場を構え、一時すごい発展するけど、最近どんどん撤退しててヤバい。そこへ山口市から合併の話を持ちかけられて、合併後の市の名前で大モメしてブチギレ。

幕末の長州藩の“三白政策”(米・塩・和紙)の塩の生産を担い、播磨国赤穂に次ぐ大生産地に発展、一時は蝦夷地(北海道)にまで出荷されていたという。長州藩の財政難を救ったという強い自覚からか、めちゃプライドが高い。山口県のキング・オブ・ひねくれ者。

県内でも方言が独特。良くいうと雅なかんじ。悪くいうと攻撃的で汚い。例えば「いらっしゃいませ」は「きんさんせ」という。旅館の女将さん。「めっちゃ」を意味する「ぶち」は日常会話で頻出。もし「ぶち」を禁じられたら市民はみんな綾波レイみたいになる。

吉田松陰の故郷。幕末の長州藩の主要人物のほとんどを輩出した「ザ☆長州藩」。余裕の高みの見物。町全体がもう貴重な歴史遺産なので、これまでもこれからもずっと発展することはない。発展させる気もない。

かつて、いつ攻め込まれてもおかしくない城下町だった名残で、道路はあえて方向感覚を失って迷うように出来ている。是非、萩の町を使って逃走中をやってほしいものだ。

あれ、下関がない

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山口県といえばいつも「下関のあるとこでしょ?」とかいわれるもんだから、県民の中では異端児扱いされている。実際端っこにあるし。

歴史遺産も多く、高杉晋作がたった80人で藩内の勢力をひっくり返した功山寺挙兵も下関。

しかもそれでいてめちゃ栄えているから他の市は悔しくて「下関は福岡」とか言ったりする。同じような理由で右の端っこにある岩国は「ほとんど広島」とか言われる。

こんな人に山口県はオススメ

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本州の端っこなので、瀬戸内海と日本海どっちにも面している。なので釣り人は楽しくて仕方ないんじゃないだろうか?車で1時間半も走れば二つの海を行き来できる。

ただしふぐには要注意だ。いや、テトロドキシン的な意味じゃなくて。

ふぐはわりとそこらじゅうにいて、何の手ごたえも無いうちに、釣り餌をあのくちばしでちょんちょんついばんで食べちゃう。ひどいときは針ごとパッチンと折って持って行っちゃう。だから、釣れないなーと思って上げてみたら糸しかなかったとかいう中国の仙人みたいな状況も多々ある。ふぐが湧いてきたらポイントを変えるというのが山口県の釣りスタイルらしい。