天国のあなたを思い出し誤創造を修正してもらう

何度でも話します。

天国のあなた

天国にいたことに気づいた時、あなたは笑います。

 

これまでのことが全て夢の中の作り事だったことをはっきりと悟り、そしてこれまで愛したもの、これから愛するもの全てが今愛するものとしてあなたと永遠にひとつだったことを悟って、大歓喜するのです。

 

時間という束縛すら当然のように実在しないことをあなたはその身(肉体ではなく天国全て)で理解するので、その歓喜は永遠です。

 

そして、あなたはそんな自分を祝福せずにはいられません。

 

あなた(天国)は濃厚すぎる愛に満ちた光です。(「無限」というと安く聞こえるかもしれませんのであえてこの表現を使いました)

 

光に境目がないのと同じように、あなたは全てです。

 

愛。

 

私が天国で感じたままで表現するなら、感謝、祝福、歓喜、慈しみ、それら全てが無限出力で調和している最高に心地よいもの。

それがあなたです。

天国を思い出しているとき

実在はひとつですが、ここは天国の中にありながら天国といろんなことが真逆の、顛倒した夢の世界。

外側だと思っているものが実は内側の世界。

 

禍がない、愛を感じる、平穏、など、外の世界が幸せに見える時、それは夢の中にありながら現実(天国)と同期しているとき。天国のあなたと同じことをしているとき。同じ状態でいるときです。

時間への信念の度合いによってタイムラグはありますが、そういうとき、あなたが「奇跡」と呼ぶようなことがいとも簡単に起こります。

夢(非実在)と現実(実在)がぶつかったら現実が勝つのです。

恐怖の源

天国は、天国でのあなたは、光であり愛でありすべてです。

光に物事への執着はなく、あれを照らしてこれは照らさないなどという価値判断もない。

執着を手放し、価値判断を止めれば、あなたはそれらが恐怖の源だったことを悟ります。

恐怖とは天国では到底信じることのできない「愛の不在」という架空の概念です。

恐怖の実在が否定されれば、あなたは自然と本来の愛になります。思い出すのです。

そうなればもう、あなたは天国と同じようにすべてを喜び、祝福することしかできなくなります。

夢を終わらせるのは別の夢を見ることではない

苦しい夢から逃れる方法は、夢の中で別の夢を見ること(死)ではありません。目を覚ますことです。

何度も繰り返し何重にも夢を見てきたことが意味する唯一の事実は「そこに出口はない」ということ。

 

目を覚ます手がかりは他でもなくあなたの中にあります。外側(顛倒夢想の世界の中)にはありません。

夢の中を探っても夢になる素材しか出てこないのは明白です。

 

天国はあなたです。

外側はありませんので、「内側にある」というのは厳密には違います。

あなたには何の危険もない

区別される「個」のない天国で架空の「個」を作り出し、目を閉じて夢を見ながら天国の中を歩いていると想像してみて下さい。

もちろんそこは天国ですので、何の危険もありませんが、目を閉じている(天国ではない世界にいるという)不安が、夢の中で様々な危険となります。

夢の中で向けられた刃物は現実では何の危険もありませんが、同じレベルである夢の中では確かに危険を感じることでしょう。

でも、どんな時でも忘れないでください。

自分は今も天国(現実世界)にいて何の危険もないのだということを。

 

天国の光源(神でも仏でもどちらでもいいですが)とひとつであるあなたの力を持ってしても、天国から出ることだけはできません。

天国に外側なんてありません。

あなたにできるのはそれを忘れることだけでした。

あなたに宿る創造の力を理解して誤創造をやめる

あの光源と同じく永遠という属性を持つあなたには無限増殖型の創造をする力があります。

事実、天国にはあなたの創造した手応えのしっかりある歓喜と祝福が無限増殖を続けながらあふれていました。

 

この夢の世界でも、赤ちゃんの時に左利きだった人が右利きに矯正されても、その人の世界の捉え方は終生左利きのまま、ということがあります。

その人は、自分が生まれつき右利きであると信じて生きていくのですが、違和感を覚える様々な困難に出会うことになります。

代表的なものでいえば「右」が一瞬わからない。

これは右手を「お箸を持つ方」とか「鉛筆を持つ方」と教えられたことによります。

本人の深いところではそれは「左」のことなので、生まれつき右利きの人と比べて「右」を理解するまでに一瞬のタイムラグが生じます。

「左右盲」というそうです。

 

それと同じように、あなたはこの夢の世界に於いても天国での感覚や属性を失ってはいません。

失っていないので、当然それらは稼働しっぱなしです。

あなたは自分が創り出したものを見て「あれ?」「なんだこれ?」と言っています。(が、よく見るとあなたの印があります)

それは時としてあなたに敵意や悪意を持って襲いかかってくることさえあります。

 

天国をすっかり忘れ、自分を架空の死という概念に怯える弱い存在ということにしているあなたにできるのは、執着と価値判断を手放すことです。

執着と価値判断を手放し、聖霊(天国とあなたの夢を仲介するもの。日本では観世音菩薩とか瀬織津姫とか呼ばれているようです)に任せてしまうこと。

全転嫁。なんて楽なんでしょう。※転嫁できるのはあくまでも修正(その後の流れ)です。

 

本来の状態からズレたものを本来の状態に戻すことを依頼するだけですので、難しいことではありません。

ただ、任せた後も執着と価値判断があればそれが抵抗となって修正が妨害されます。

執着と価値判断を手放すことに集中して下さい。

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