天国から戻って来て変わったこと

天国から戻って来て変わったことを書いてみようと思います。

もちろん夢の中ではすべてが幻想ですのでこのような「変化」には特別な意味はありませんが、ネタ程度にお話しさせていただきたいと思います。

天国から戻って来て変わったこと

  • 犬に吠えられなくなった(動物に威嚇されにくくなった)
  • 自動ドアの反応が極端に悪くなった
  • 食への興味が薄れた
  • 見ず知らずの人がいない
  • 禍事が増えた
  • あんなに怖かった死が怖くなくなった
  • 現世利益的な願いが一切叶わなくなった

「臨死体験後に人生が大きく変わった」というようなことはありませんでした。

体から光が出たりとか水の上を歩けるようになったりもしませんでした。あまりにも地味……。

犬に吠えられなくなった(動物に威嚇されにくくなった)

動物は好きですのでこれは嬉しい変化でした。

これまでは散歩中の犬にもよく吠えられていました。

自動ドアの反応が極端に悪くなった

これは現在進行系で地味に困っているアビリティです。私で自動ドアが開いてくれないことが多く、後続の方から訝しがられます。

なので、後ろの方がいらっしゃる場合はさりげなく先をお譲りするようにしているのですが、それで時々閉まるドアに挟まれることがあります。

自動ドアに限らず赤外線センサー系全般の反応が悪い気がします。

食への興味が薄れた

たしか私は天国を見る前は、人並みに美味しいものを食べることが好きだったはずなのですが、それがまったくなくなっていました。

食事にほとんど興味がないどころか、食欲自体も弱く、一瞬「お腹すいた!」と感じても3分もすれば忘れてしまうので、気づけば24時間何も食べていなかった、といったことがよくあります。

見ず知らず人がいない

見ず知らずの人というのがいなくなりました。やっぱりどう考えても天国で会ったことがあります。

なかなかの人見知りなのでこれは助かっています☺

禍事が増えた

これは天国の記憶が禍(わざわい)を呼んだということではありません。

そもそも、それまでも自分以外のものになろうとする考え方が元凶となって、とかく禍事が多かったのですが、天国を見てきた後はコントラストでそれらがものすごく目につくようになりました。

自暴自棄な気持ちも手伝って、世界はとても苛烈さ増したように感じました。

体感に即した言葉でいうと「それまでもふんわり不幸だったけど、なんかもっと具体的に且つ激しくうるさく不幸になった!」みたいな感じです。

それはまるで“何か”が私が天国を思い出すことに必死に抵抗しているよう。(まあ私ですけどね……)

 

こうして天国を思い出すようになってからは、かなり静かになりました。まだまだ夢への信念が残っているようで、まったく起きないわけではないですが、静かに見つめていると勝手に消えてくれます。

何より天国との対比で、支離滅裂であることだけが一貫しているというこの夢(幻想)の特性を理解してからは、信念を注ぎ込んでそれらに実在性を持たせた上で、その意味(ない)を見出そうとして疲弊する、といったことがあまりなくなりました。

時々まだやってしまうけれど、「あ、今天国から離れているな」と気づいてそれをやめられるようになりました。

あんなに怖かった死が怖くなくなった

小さい頃からとにかく死を恐れる子でした。

自らの死への恐れから派生して、死者、すなわち幽霊も怖くてたまりませんでした。

 

ところが、天国で死が幻想だったことを理解してからはそれらは一掃されました。

死は幻想です。実在しないので死「後」も死「前」も存在しません。

 

そして害をなすような幽霊、すなわち「救われない御霊」という概念は矛盾しています。なぜならそれは自分と一体である愛する我が子を救われないまま放置する神が存在するということを意味します。

あの天国の光が、照らすものとそうでないものを何かの基準で決めている……?

この支離滅裂でありえないことばかりが起こる夢の世界の光だって善悪関係なく照らしてくれるというのに。

現世利益的な願いが一切叶わなくなった

天国を見てから物質的なものへの興味が激減しました。

 

この夢の世界では何もかもが最後には虚しさをもたらします。

それは夢の中の何かを夢の中の何かで置き換えようとする試みに過ぎません。結局は夢であり、夢の中をいくら弄っても出てくるのは夢だけです。

そして支離滅裂の世界から生まれてくるのは支離滅裂な挙動をするものだけです。

 

天国を見たからわかります。それらは天国とは何の関係もありません。感触があまりにも違いすぎるのです。

 

私は夢から醒めたい。実体がないにもかかわらず有限とされている過ぎ去るものではなく、あの確かな無限の歓喜であふれた永遠が欲しい。

そしてそれをみなさんと分かち合いたいのです。分離できないものなので「分かち合う」という表現は変かもしれませんが。

愛するみなさんと分かち合うのなら、虚しさをもたらすものなんかではなく、肉体の束縛を忘れるほどの無限の歓喜をもたらすものがいい!

そのように思います。

 

 

以上が天国から戻って来て起こった変化です。また何か思い出したら加筆させていただきます。ありがとうございました。

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